行政書士の難易度について?
行政書士の試験は、受験者数が8万前後にも及び、人気の資格と言えます。
他の士業(社労士、税理士、弁護士など)に比べ、比較的優しい試験といわれていますが、
実際はどうでしょうか?
まずは、合格率を見てみます。
平成15年 2.8%
平成16年 5.3%
平成17年 2.6%
平成18年 4.79%
平成19年 8.64%
平成20年 6.47%
この数字を見てもわかるように毎年、10%を下回っています。
それに数字ではわかりませんが、試験問題のレベルは一昔前に比べ難しくなっており、
難易度の高い試験といえます。
にもかかわらず、士業の中では登竜門的な位置づけの試験なので、簡単というような風習があり、 それに惑わされてか、しっかりとした試験勉強をしている人が意外と少ないのです。
しかし、行政書士の試験は決して簡単ではありません。
他の士業と比べ、合格しやすかったとしても、数多くある国家資格の中から見れば
明らかに難しい試験です。
それに簡単な試験が平成17年度の合格率のように2.6%だということはありえません。
しかも、行政書士は、国が定めた法律を取り扱う専門家です。
その責任は重く、規律を守らなければいけないので、簡単に合格させてくれるはずはないのです。
まずは、行政書士の試験は難しいということを理解して下さい。
但し、難しいことには変わりませんが、合格率ほどの難易度はないと思います。 しっかりと時間をかけて、良い教材で、正しい勉強をすれば、必ず合格できる試験です。
というのも、行政書士の合格率が低い理由に以下の要因があります。
受験資格がない(年齢・国籍・性別問わず)。
やはり受験資格がないと簡単に試験を受けられるので、本気で勉強してない人が多く集まる傾向にあります。
その上、士業の登竜門的な試験で、尚且つ人気ということもあり、お試し受験感覚や
合格できればラッキーくらいのレベルの人が多いのです。
そうした人が多く集まり受験者数という分母が大きくなるので、合格率が低くなってしまうのです。
つまり、受験者全体のレベルは高くない試験だという事です。
なので、まったく知識がなく、法律の勉強をほとんどしたことがなかったとしても 十分合格できる可能性があります。
しかしながら、再三申し上げますが、難しい試験だということはくれぐれも忘れずにいて下さい。 私が言っているのは、合格率が低いからといってもあきらめる必要はない試験だということです。